蛇口をひねった際に、茶褐色をした水が出てきたという経験はありませんか?この水は赤さびを含んでいることから赤水と呼ばれており、一般住宅をはじめ、病院や工場、ホテルなど様々な場所で見られる厄介な現象です。日常生活にも様々な影響を及ぼす赤水の発生原因と、その影響についてご紹介いたします。
赤水が出来るまで
鉄管が使用された水道管は、時間の経過とともに劣化していきます。劣化した部分の鉄が空中や水中に含まれる酸素と触れ合うことで、酸化鉄へ変化していきます。この酸化鉄を赤さびと言い、赤さびが発生した水道管を通ってきた水こそ赤水です。赤さびは非常にもろく、水に溶け出しやすいといった性質を持っています。そのため、内部に赤さびが発生している場合、透明に見える水であっても赤さびが溶け出しています。
人体に対する影響
赤水の中に溶け込んだ赤さびを体内に取り込むと鉄分として処理されます。鉄分は人体に必要な栄養素ですが、取り過ぎると蓄積され過剰摂取になってしまいます。基本的に人体へ害を与えるものではないものの、例えばご家庭や飲食店などで日常的に赤水を飲んだり料理に使用していると、必要以上の鉄分を長期的に摂取することになります。
その結果、「鉄過剰症」を引き起こす原因となるのです。また、赤水の中には鉄バクテリアなどの微生物もおり不衛生です。
他の細菌などを発生させる恐れもあるため、早めの赤水対策が必要になってきます。
生活への影響
水道水を飲料用や料理に使用している場合、鉄の味がして気になる方も少なくないはずです。また水道管の水の流れが悪くなり漏水を起こす、白や淡い色の洗濯物に茶色っぽく色が移るなどのトラブルも考えられます。より衛生面に注意を払うべきである医療機関や食品工場などにおいては、決して好ましくない影響を与えかねません。
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